AIマスターになっても稼げない理由
最近は、AI関連の発信者が非常に増えています。
もしかしたら、あなたがこのブログを見ているのも、彼らの動画に触発されてのことかもしれませんね。
彼らの発信は、たしかに有意義ですし、面白いと思います。
私も、勉強になるので、いくつかのチャンネルに登録して、定期的に動画を見させていただいています。
彼らのように、AIツールに詳しくなり、それらを自由自在に使いこなせるようになったら、これからの時代、自信を持って生きていけそうですよね
たしかに、AIツールに限らず、パソコンやスマホ周りの便利なアプリは、導入するだけで業務効率を大きく変えてくれることが多いです。
また、仕事の幅を広げて、たしかな収入につながる期待を持てるような気もします。
しかし、あなたが稼げるようになりたいならば、AIツールとの付き合い方は注意した方がいいでしょう。
もちろん、AIツールを使えること自体は、良いことだと思います。
実務能力も高まりますから、職場での評価も上がるでしょうし、それに伴い、出世したり、お給料が増えるなんてこともあるかもしれません。
ただ、その期待感に落とし穴があるのです。
そして、その実態に気付かないままでいると、いつまでたっても、労働力を安く買い叩かれる側の人間として生きていく羽目になります。
事実私も、その勘違いに気付かないままだったら、今も広告会社で企画書を書くなり、下請けのマーケティングコンサルタントとして、青息吐息の生活をしていたかもしれません。
今から20年は、パワーポイントを使える人材は貴重でした。
私は大学で学んだパワーポイントのスキルをフル活用し、次々に見栄えのする企画書を書き上げ、競合プレゼンは連戦連勝でした。
社会人になって1年未満のキャリアで、業界誌に企画書が掲載されたこともあり、完全に有頂天でした。
それで気を良くした私は、マーケティングプランナーとして独立したのですが・・半年もせずに廃業する羽目になったのです。
よくあるような、会社の看板で商売をさせてもらっていて、独立したとたんにお客さんが離れたという話ではありません。
むしろ、お客さんには独立後も積極的に応援していただき、仕事に困ることはありませんでした。
では、なぜ私は廃業せざるを得なかったのか。
それは、稼ぎの効率が一向に上がらないままで、労働集約の仕事に終始することになっていたからです。
しかし、この間違いに気付いたことで、ツールやアプリとの正しい付き合い方を学び、今のように経済的にも時間的にも自由な生活を勝ち取ることができました。
というわけで、今回の動画では、スキルはあるけどサッパリ稼げない、悲惨な実務スタッフにならないための、正しいAIツールとの付き合い型についてお話ししていきます。
資本主義の世界における原則
日本は資本主義社会です。
というよりも、ビジネスの世界は、どこの国でも原則として資本主義です。
そして、資本主義の世界には、絶対的な原則があります。
それは、より大きなリスクを負った人が、より大きな報酬を得る権利があるということです。
誤解しないでほしいのは、失敗する可能性の高い、無茶な取り組みをした人が成功するというわけではありません。
失敗することで、多くのものを失う可能性のある人ほど、成功したときに大きなリターンをえら得るという話です。
全ての事業において、この原則が根底にあります。
それこそ馬主の世界でも、調教師や騎手は馬が勝たなくても預託料や騎乗手当という形でお金をもらうことができます。
しかし馬主の場合、馬が稼いでくれなければ、馬の購入代金や、育成や預託に掛かるお金を失うことになります。
その分レースでの賞金も、馬主が8割、調教師が1割、騎手と厩務員が5%ずつといった配分になっています。
AIツールの使い手になっても稼げない理由は?
ここまでの話でわかったと思います。
AIツールを使いこなせることは、たしかにスキルとしては貴重です。
そして、生産性も非常に高くなるので、戦力としての評価は高くなるでしょう。
しかし、あくまで使われる側の存在にすぎないのです。
そして、普及しているスキルであるがゆえに、唯一無二の価値ではないのです。
当然そこには、同業や競合が存在し、価格競争が生じうる余地があります。
だからこそ、リターンもまた、それに見合ったものでしかない場合がほとんどなのです。
スキルを持つスペシャリストを軽視しているわけではありません。
世の中の構造がそうなっているのです。
どういうことかというと、どれだけ専門性の高いスキルであっても、結局は替えの利く存在なのです。
さらにいうと、今後、それを代替しうる、より効率的なテクノロジーが開発される可能性があります。
私が自分の金看板として掲げていたパワーポイントのスキルも、今では簡単な文章を入力するだけで、生成AIが一瞬で作成してくれますからね。
AIツールとの正しい付き合い方は?
以上を踏まえて、いくつかの案が浮かんだのではないでしょうか。
まずは、AIツールを使いこなす、スキルを強化するのではなく、AIツールに対する理解を深め、それを手段として活用できるようになること。
すなわち、実務を行う人たちをディレクションできる状態にとどめ、距離感を保ってAIツールと付き合うという方向性。
ただし、これはある程度、規模の経済性が働く状況下ではないと、合理性に欠けるかもしれません。
生成AIツールのおかげで、ほとんど全ての実務は、誰かにやってもらうよりも、自分でやった方が簡単便利で、なおかつ時間的にも金銭的にもコストが掛からなくなったからです。
個人事業主や中小企業のWebマーケティングに際して、画像素材や動画を生成するにも、指示出しをして、納品後に確認をするよりも、自分でやった方がはるかに早いですし、安いですからね。
数百名規模の会社でもないかぎりは、ディレクションに特化して、AIツールの実務を仕組み化・外注化するのは、かえって無駄が増えてしまい、ボトルネックになりかねないというのが実態です。
そしてもう1つの方向性が、自己完結までの流れを作るという取り組みです。
かつては、スキルによって事業の部分を担うだけだったけど、商品企画から販売までをやってしまうという取り組みです。
昨今では、AI技術もそうですが、各種ビジネスのインフラも整備されているので、事実、このような取り組みが容易になっています。
というわけで、AIツールに関する知識やスキルは、部分を担うのではなく、事業の設計に活用する方向こそが期待値が高いと言えるでしょう。
実際、今着ているTシャツなどは、私が生成AI使うことで作成したものです。
これはほんの一例ですが、様々なビジネスインフラと組み合わせることで、あなた1人でも、事業を展開することが出来るようになります。
そういった、資本家としての活動に取り入れることこそが、生成AIとの賢い付き合い方なのではないでしょうか。
この記事の図解まとめ



















